脂肪注入術後のお手入れの仕方

余計な刺激を与えず安静にするのが第一

豊胸を目的とした脂肪注入術を行うと、胸部に違和感を覚えることがあります。今まで何もなかった部分に脂肪を注入されたことで急激に重みが加わり、それが不自然な感じになって伝わるのです。違和感は胸部のうずきやかゆみを併発することもあるので、気を紛らわせるためにマッサージを行いたくなります。しかし、脂肪を胸部に安定させるためには余計な刺激を与えてはいけません。脂肪注入による体への影響がはっきりと分かっていなかった時代は脂肪を柔らかくする名目でマッサージを推奨していたことがありましたが、実際は定着を妨げるだけでメリットは皆無であることが判明しています。胸部の違和感は脂肪が定着すると治まるので、何もせず安静にするのが最適です。

ダイエットや体を冷やす行為は厳禁

脂肪注入を行った人にありがちな失敗として処置後の過度なダイエットがあります。胸を大きくしたことに気を良くして、ボディラインも改善させようと絶食や激しい運動を行ってしまうのです。しかし、注入した脂肪を定着させるには数か月ほどの間、十分なエネルギーを蓄える必要があります。そのような時にエネルギーを消耗するダイエットはせっかく注入した脂肪の定着を妨げる愚行でしかありません。脂肪の形が崩れたり、炎症や強い痛みを生じるおそれもあるので絶対にダイエットを行ってはいけません。また、脂肪を注入した直後は稀に胸部が腫れることがあります。発熱することもあるので、少し冷やす程度なら何の問題もありません。しかし冷やしすぎると血流が悪くなるので程々に留めるのが賢明です。